2016_10
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(Sun)11:37

パリ3区の遺産相続人



ジャンル:ドラマ
原題:MY OLD LADY
製作年:2014年
初公開年月:2015/11/14
製作国:アメリカ イギリス フランス
配給:熱帯美術館
上映時間:107分
監督:イスラエル・ホロヴィッツ
原作戯曲:イスラエル・ホロヴィッツ
出演:ケヴィン・クライン クリスティン・スコット・トーマス マギー・スミス ステファーヌ・フレス ドミニク・ピノン ノエミ・ルボフスキー


疎遠だった父親が亡くなり、パリの高級アパルトマンを相続することになったマティアス。これで借金生活からオサラバできるとニューヨークからやって来た彼だったが、アパルトマンにはなんとイギリス生まれの老婦人マティルドが住んでいた。元の所有者マティルドとマティアスの父は、“ヴィアジェ”というフランス独特の不動産売買契約を結んでいた。それによってマティルドは亡くなるまでここに住み続けることができ、毎月、買主から2,400ユーロの支払いを受け続けることになっていた。相続した不動産を売れないばかりか、自分に支払い義務まであると知り、目論見が大きくはずれてしまったマティアス。持ち金もない彼は、マティルドの好意で逆にアパルトマンの一室を借りることに。おまけに、仕事から帰ってきたマティルドの娘クロエには、月末までに支払いが行われないと、不法侵入で訴えると脅される始末。すっかりニッチもサッチもいかず途方に暮れるマティアスだったが…。

セーヌのほとり
人生はめぐり逢う

父の遺したアパルトマンに住む見知らぬ母娘。そして明かされる秘密とは――


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とっても不可解な不動産売買の方法だけど…不動産を持てる側からするとよいのかも?なんて思いました。
ニューヨークに住むマティアスは何度目かの離婚をして仕事も失敗、失業状態のところに父が亡くなり遺産としてアパートを残すと弁護士から連絡、全ての財産を処分して無一文でその資産にかけパリにやってくるのだけど…
英語をよく話せない弁護士が仲介したお陰で重大な事実を知らなかった。それを知ったのはアパートに住む高齢の女性からでそのシステムに困惑することに。
”ヴィアジェ”フランス独特の売買契約は亡くなるまで売主が住み続け、その住主に対して買主は月々の支払いが発生する。
ローンのようだけど住主の存続年数で長さが変わるという何とも独特な方法です。
父はそれ相応の財産を有してたようだけどすべてを寄付し息子にはアパートとフランスの本を残した…それは父からのメッセージだったのか?なんてスタートでしたが、さすがに愛の国フランスって気もしました。

無一文の彼は住主のマティルドの好意でアパートに泊めてもらえることに…しっかり家賃まで取られて?家主なのにね~
そんな彼はなんとかお金を手に入れようとアパートの家財道具をこっそり持ち出して売ったり、アパート自体の売買も考え始める。マティルドは御年92歳なんだけど至って元気!そして娘クロエも同居していた。
このクロエに忌み嫌われ追い出されそうになるマティアスなんだけどね~
後半はえ~え!って事が満載です。マティアスの母の話なんて壮絶です、それを知ったマティルドとクロエの切なさ…そしてマティアスとクロエは実は?という疑いまで浮上してきますが、マティアスは全てを吐き出し、同じように悩んでたクロエが傍にいたことでやっと子供時代の辛い思い出から成長できたのかも?
最終的に許すんだろうね…許せるのか?父と同じ男だからか?クロエにしても母と同じ女だから?それともフランスという国の愛に関するおおらかさ?

私なら許せないかも?と思いながらもそこにとらわれ続けるのも精神衛生上悪そうだとも思うけど…

C.O.M.M.E.N.T

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