2016’08.01・Mon

異人たちの棲む館




ジャンル:ドラマ
原題:MAGNIFICA PRESENZA/A MAGNIFICENT HAUNTIN
製作年:2012年
 2013年4月27日~5月6日開催の<イタリア映画祭2013>にて本邦初上映。
製作国:イタリア
上映時間:105分
監督:フェルザン・オズペテク
出演:エリオ・ジェルマーノ 、 マルゲリータ・ブイ 、 ヴィットリア・プッチーニ 、 マルゲリータ・ブイ 、 ベッペ・フィオレッロ 、 パオラ・ミナッチョーニ


俳優を夢見てローマへやって来たピエトロ。安アパートでひとり暮らしを始めるが、そこには自分が死んだことに気付いていない幽霊たちがいた。ピエトロは彼らに人探しを頼まれるのだが…。

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俳優を目指してローマに来たピエトロは格安の物件を見つける。着いてきてくれた従妹はダメ~ぼろい!とか言うんだけど何故かピエトロは気に入る。部屋を改装し、家具を入れ住み始めるのだけど…先住民達が居た?!正装してるが派手なメイクをしてる彼らの正体は幽霊だったが、彼らは自分が死んだことに気が付いていない。
そして彼は家を出ることが出来ないので人探しをして欲しいと言うのだけど…

ある理由があって彼らを居住を共にするピエトロ、そして彼らは劇団員だったのでオーディションなどのアドバイスを受けるのだけど…一昔前だったりするので微妙(笑)
彼らはピエトロにしか見えておらず訪ねてくる従妹には不振がられたりするけど、この従妹も中々個性的だったりします。
ある日、女装癖のある男を助ける、当然彼には幽霊たちが見えないが話を信じてくれ、そしてこの男、結構なコネクションがあり幽霊たちが探してる女性を見つける。
その女性に会いに行くピエトロ、そして彼らの悲劇を知ることになる。

幽霊が出てびっくり!あたふたする男をただただ描いてるのかと思ったけど、立派な反戦映画でした。
彼らは戦争中を生き、レジスタンスの仲間、各地を興行しながらスパイをしてたけど、開演15分前に踏み込まれ、このアパートに身を隠した。狭い荷物部屋で匿われた彼らだけど、不幸に古いストーブのせいで二酸化中毒で死亡したのだと…
そして通報した人間は彼らが心配し探してた女性だった…悲しい過去を笑い飛ばした彼らはアパートから出ていき、戦火を逃れた劇場で最後の演技をする。たった一人の観客ピエトロの為に…

事実を彼らが知ったあたりから最後までずっと泣いていました…戦争は何も生み出さず悲劇でしか無いのだと…
息子が生き残ったことを知り喜ぶ夫婦、電車から平和になった町を眺める彼らの驚きと喜び、そして好きだった舞台を堂々と演じれる喜びを見て切なさと悲しみがこみ上げて来ました。

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