2016_06
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(Thu)21:02

世界から猫が消えたなら



ジャンル:ドラマ
製作年:2016年
初公開年月:2016/05/14
製作国:日本
配給:東宝
上映時間:103分
監督:永井聡
原作:川村元気
出演:佐藤健 宮崎あおい 濱田岳 奥野瑛太 石井杏奈 奥田瑛二 原田美枝子


 母を病気で亡くし、父とは疎遠で、飼い猫のキャベツとふたりぐらしの30歳の郵便配達員。ある日突然、彼は医者から脳腫瘍で余命幾ばくもないと告げられる。呆然となる彼の前に悪魔が現われ、世界から何か1つを消せば、命が1日延びると伝える。最初は時計、次に映画。そうやって彼は悪魔に言われるままに、1日の命と引き換えに次々と世界からものを消していくのだったが…。


世界は愛であふれてた。

ラブストーリーが終わる。


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06 世界から猫が消えたなら

友達が鑑賞して良かったよ~って教えてくれたので見に行った。
悲しくって優しくって切なくって…なんとも言えない感情を揺さぶられました。
まず、末期になるまでに自覚症状はあったはず!とりあえず、その時に病院に行ってよ~お願いだから…と思った。

余命宣告された彼の元に現れたもう一人の自分。自分そっくりの悪魔?彼が提案する、寿命を1日伸ばすために何か一つ世界から無くすと。僕はパセリを提案!ナイス!と思ったら、選べないんだって。

悪魔は最初に携帯電話を無くすと言う。最後に誰に電話したい?と迫られ彼が選んだのは父親でなく元彼女。電話でつながった彼女との思い出ごと消えてしまう。電話が無ければ出会わなかった二人、でも僕にだけは思い出が残ってるのって悲しすぎない?

最初は物と一緒に僕の思い出も消えてしまうのかと思ってた…そして空っぽになってこの世から消えるのかな?でも、空っぽになったら存在すら確認できないのかも?とか…

物は消え関わった人々の心から僕は消えるけど僕の心からは消えない…それはあまりにも切ないね。

次は映画…映画をきっかけに知り合った大親友との思い出も…
僕が親友に余命を告白、最後の1本を必死で選ぶ親友の姿が切なくて…それも消えちゃうんです。
次に時計、彼女と言った外国で出会った日本人の事、時計職人との確執のある父親の事…すべてが消える。
父が母のために最期まで直した懐中時計も消えてしまう。不器用な父の不器用な生き方も消える…

更に悪魔は言う、次は猫だって…猫には亡き母親や今は疎遠になってる父親との大事な思い出が詰まってた…彼は決断するんです。
そして猫は消えなかった…だけど大事な人に大事なことを伝えられる時間を与えられた。生まれてきたことに感謝できた。
決断した事で今まで消えたものがもとに戻った。大事な思い出とともに…

途中、死をさまよう泡沫の夢かと思った…もし?と考えるのは彼の癖みたいだったから…でも、夢でなく自問自答だったんだね。

若くして死を受け入れるのは並大抵の事ではないだろうけど、僕は頑張ったんだね。
少し羨ましい気もする…死は突然だから、誰も準備が出来なから…準備をして迎えられる僕が少しだけ羨ましい。



C.O.M.M.E.N.T

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