夢眠の映画館

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あの日のように抱きしめて



ジャンル:サスペンス
原題:PHOENIX
製作年:2014年
初公開年月:2015/08/15
製作国:ドイツ
配給:アルバトロス・フィルム
上映時間:98分
監督:クリスティアン・ペッツォルト
原作:ユベール・モンテイエ
『帰らざる肉体』
出演:ニーナ・ホス 、 ロナルド・ツェァフェルト 、 ニーナ・クンツェンドルフ 、 ミヒャエル・マールテンス 、 イモゲン・コッゲ 、 ニーナ・クンツェンドルフ


1945年6月、敗戦直後のドイツ、ベルリン。強制収容所から奇跡的に生還を果たした元歌手のネリー。しかし顔に深い傷を負った彼女は、親友のユダヤ人弁護士レネの助けを借りて顔面の修復手術を受ける。レネは新たにできるユダヤ人国家にネリーと一緒に行くことを夢見ていた。一方、ネリーの望みはただひとつ、元の顔を取り戻し、ピアニストの夫ジョニーのもとへと帰ること。やがて顔の傷も癒えたネリーは、ついにジョニーを見つけ出し、最愛の夫と念願の再会を果たす。しかし妻は収容所で亡くなったと頑なに信じるジョニーは、ネリーを妻に似ている別人と思い込んでしまう。そして、妻が生きていたことにすれば、一族の遺産を相続できるからと、ネリーに妻のフリをしてほしいと持ちかける。夫への愛ゆえに、この皮肉な提案を甘んじて受け入れるネリーだったが…。

ただ 知りたかった。
あの時、夫は私を愛していたのか。
それとも、ナチスに寝返り
裏切ったのか――。


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人の心は弱い。それが戦時中でしかも自分の命も危険だと悟ったとき、それが愛する妻のせいだったとしたら、恐怖の中で手放すかもしれない…

冒頭はショッキング、スイスに逃げてたユダヤ人弁護士のレネは助手席に一人の女性を乗せてた。彼女は歌手のネリーだけど収容所から助け出され保護されてたのだけど顔には酷い火傷や傷をおって判別もできない状況だった。
レネの保護下で医師の治療を受け、生活も確保されたけど、元の顔には戻れなかった。レネはいずれ二人でユダヤ人が迫害されない国へ亡命したいと考えてたがネリーはただただ夫に出会いたい、夫のもとに戻ることを励みに劣悪な収容所で生き残れた。夫は待っていてくれると思ってたんだよね。そして傷も癒え夫を探し始めるネリーは見つけちゃうんです。だけど夫のジョニーは妻が収容所で死んだと信じてる。って言うかどうも夫が裏切ったと言うか…身の保身のために妻をさしだしちゃったんで、生きててほしくなかったのかもね?!
だけど現金なもので妻に入ってくるであろう遺産は欲しいらしい…あろう事か実の妻なのに妻に似てるから遺産のために演じて欲しいなんて言います。ネリーは顔も変わり収容所での体験で常にビクビクしててきっと雰囲気も変わってたんだと思う。
そしてネリーはジョニーの申し入れを受けるんです。確かめたいのかいつか気が付いてくれるのか?淡い期待があったんだろうけど。
まずは筆跡の練習、歩き方や髪形、そして妻は素晴しかったんだと言うジョニーに彼女は戻れるのかもなんて思うんだけど、夫もええかげん気が付けよ!と思うんだけど。
そしてレネは知ってました。一緒に捕まった夫が数日で保釈されたこと、その後ですぐに離婚届けが出されたことなど…そしてジョニーと一緒にいることを反対するんだけどネリーは聞く耳を持たず、出会った頃のようだとはしゃいでる。
そしてジョニーの計画が実行されようとする前日にレネを訪ねたネリーが知った事実は彼女にとっては過酷だったでしょうね。
収容所から解放された状況ではありえないと反対してたジョニーの描く復帰のシーンを実行するネリー。
そして彼女は思いを歌に込めるラストシーンは秀逸です。
素晴しい歌声もなんだけど、このシーンはなんども見たくなる。
結果を描かないラストの解釈は人それぞれみたいですが、私は決別しかないと思います。コートを手に静かにピアノから離れていくネリーはやっと彼女の戦争が終わったんだと思いました。

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