2016’03.10・Thu

しわ



ジャンル:ドラマ アニメーション
原題:ARRUGAS
製作年:2011年
初公開年月:2013/06/22
製作国:スペイン
配給:三鷹の森ジブリ美術館
上映時間:89分
監督:イグナシオ・フェレーラス
原作:パコ・ロカ
『皺』(小学館集英社プロダクション刊)
出演:タチョ・ゴンサレス 、 マベル・リベラ


元銀行員のエミリオは認知症の症状が現れ始めたため、息子夫婦の手により養護老人施設に送られる。家族たちはめったに面会に来ないが、施設に入っていたミゲルやアントニアたちと暮らすようになった。だがある日エミリオは、アルツハイマー症のモデストと同じ薬を処方されたことに気づいてしまう。

俺たちはきっと大丈夫だよ。

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アニメーションなんだけど…心がざわつきました。
元銀行の支店長だったエミリオは認知の症状が出たために施設に入れられる。仕方ないと諦めてる所からして切ない。
そしてスペインの施設って二人部屋なんですね~同室になったミゲルだった。彼は2年前から入居し生涯独身で家族もいてない様子。そして入居者のボケた人たちから小銭を巻き上げちゃってます。他の老人に対してもクールと言うか覚めてるんですね。いろんな症状を抱えた老人たち出てきますが、親や自分がそうなったら…凄く複雑です。
列車に乗ってると思ってる夫人は部屋でずっと窓の外を見てる。犬が欲しいけど世話できない老人、火星人に襲われると思ってる夫人、家に電話すると言いながら電話の前に行くと忘れてしまう夫人や孫のためにとバターやティーパックをこっそり集めたり、夫がアルツハイマーで介護をするために一緒に入所したりと様々なご老人たち。そんな中でエミリオも馴染んでいくのだけど、認知の症状も悪くなってくる…そしてある日、気が付くんです。アルツハイマーの患者と同じ薬だと言うことに!医師に確認するけどはっきり言わないんですね。財布や時計が無くなったと騒ぐ、同室のミゲル?って一瞬思ったんだけど、ボタンが止めれなくなったりジャケットの上にセーターを着たりしてます。クリスマスに来た息子家族はそんなエミリオに気が付く…というか診断がくだったから施設に入れたのかもね?!
どんどん悪くなるエミリオだけどミゲルがかばうんです。症状の悪化を隠すように…やっぱり一緒にいてる人のほうが気が付くんだよね~でも、エミリオは更に悪くなり帰ると言い出す…それをミゲルは今まで貯めてたお金を使って車を借りて外へ連れ出す。まぁアルツハイマーの人に運転させちゃダメよね。エミリオは専門の部屋に移され、孤独感を感じるのはミゲル…そしてミゲルのとった行動は凄いと言うか…なんだろう友情なのか同士的なものか?
犬を貰った老人が施設から出て独立してた感じのラストストーリーがちょっとだけホッとしました。

今作はエミリオで始まったけど途中からミゲルが主役に変わってました。そして色んな老人たちをチャーミングにと言うかボケてることもユーモラスでとっても優しい視線で描かれてます。

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