奇跡のひと マリーとマルグリット



ジャンル:ドラマ
原題:MARIE HEURTIN
製作年: 2014年
製作国:フランス
配給:スターサンズ/ドマ
上映時間:94分
監督:ジャン=ピエール・アメリス
出演:イザベル・カレ アリアナ・リヴォワール ブリジット・カティヨン ジル・トレトン ロール・デュティユル


19世紀末のフランス。ある日、聴覚障がいの少女たちが暮らす修道院に、耳も目も不自由な少女マリーが父に連れられやって来る。院長は目も見えなのでは手に負えないと預かりを拒否するが、修道女のマルグリットが自ら教育係を買って出て院長を説得する。しかし、これまで一切のしつけも教育も受けてこなかったマリーは、まるで獰猛な野生動物そのもの。そんな彼女にものを教えるということは、“戦い”にも等しい過酷なものだった。それでも、気の遠くなるような忍耐強さで、懸命にマリーへの教育を続けていくマルグリットだったが…。


19世紀末、フランスに実在した“もうひとつ”のヘレン・ケラー物語

光と音がなくても
伝えたい
心の手ざわり


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奇跡の人=ヘレン・ケラーって感じだけど多重障害を持つ子供は他にも居てる訳で…そしてそれぞれの乗り越え方があるんだろうね?!そして平凡に生涯を過ごすんだろうと思う。偉業をなすのは障害があろうがなかろうが、そう言う運命を背負う人なんだろうと思う。

実話を基に描かれてる作品だそうです。三重苦の少女マリーは父に連れられ聾唖の学校を営む修道院へ。そこで出会ったのがマルグリット言う修道女。彼女は不死の病に侵されてた…生き事は彼女にとって奇跡に近かったのかも?!そんなマルグリットが偶然にマリーと出会い魂を感じるんです。手を触れマリーの何かを感じたマルグリット…修道院としては受け入れられないと判断したけどマルグリットはどうしてもマリーを導きたいと訴える。マルグリットに負け受け入れるのだけどマリーは野獣のようでした。光も音も無い世界に住むマリーは気配と香りだけが全てだった。両親には愛されてたけど、どう扱って良いか解らず戸惑ってた両親。それでも見捨てない両親には素敵なサプライズがあり感動しました。だけどそれまで自由に生きたマリーにとって集団生活どころか人間らしい生活も出来てなかった。マリーを必死に教育しようとするマルグリットだけど、マリーは安心する両親の元かの生活を奪われ理不尽な教育を押し付けられ当然反発。
だけど必死に彼女に向き合うマルグリットの意志が少しずつ伝わる。そしてマリーが大好きだなナイフで言葉と言うものに目覚めます。それはヘレン・ケラーが水を認識したように感動的なものでは無く、マルグリットが根気よく教えた結果、何となく理解したマリー…それを見逃しそうになったマルグリットだけど、しっかり確信した時はやっぱり感動かな?!マリーは知性に障害が無く、物には名があると理解するとスポンジのように色んな名を覚えます。そして会話できるまでに成長する。それを両親が面会し感動を分かち合う時にマルグリットは限界を迎える。人知れず療養所に向かったマルグリット。一方マリーは彼女が居ない事に不満とパニックを覚える。どうしようもなくなった同僚がマルグリットに手紙を書き呼び戻すことに…そしてマルグリットはマリーに人間の生死を教えるのだけど、とうとう終末期に入ったマルグリットはマリーを側に寄せ付けない…

死を理解したマリー、死を受け入れられないマルグリット…だけど彼女はマリーに生きる事を教える。そしてそれに答えたマリー…マリーは野生児だたけど心は純粋で、純粋に死を右傾入れるんですよね。なんだか羨ましい…そんな気がしました。
マリーは世間に出る事は無かったけど修道院で同じ障害を負った子供を導きました。若くして亡くなりますが、多重障害を持ってるにも関わらずきっと彼女は幸せな人生を送ったのだろうと思います。
 
光も音も無い世界で生きる…想像すらできません。

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