2015_09
09
(Wed)14:46

おみおくりの作法



ジャンル:ドラマ
原題:STILL LIFE
製作年:2013年
初公開年月:2015/01/24
製作国:イギリス=イタリア
配給:ビターズ・エンド
上映時間:87分
監督:ウベルト・パゾリーニ
出演:エディ・マーサン 、 ジョアンヌ・フロガット 、 カレン・ドルーリー 、 キアラン・マッキンタイア 、 ニール・ディスーザ 、 ポール・アンダーソン[俳優] 、 ティム・ポッター

ロンドンの民生委員、ジョン・メイ。彼の仕事は孤独死した人の身辺整理をして最後の旅立ちを見届けること。几帳面で真面目な彼は、どんな時でも故人への敬意を忘れることなく、誠実に仕事に取り組んでいた。そんなある日、彼のアパートの真向かいで、ビリー・ストークという老人が孤独死しているのが発見される。近所に住んでいながら、彼について何も知らなかったことに心を痛めるジョン・メイ。その矢先、彼はリストラの一環で解雇を言い渡され、図らずも、ビリー・ストークの案件が最後の仕事となる。そこで、最高の葬儀で故人を送り出そうと決意したジョン・メイは、ビリー・ストークを知る人々を訪ね歩いてその人生を紐解く旅に出るのだったが…。


人と出会い、死と向き合い、
人生は輝きだす。


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まさか?!なんとも予想外のラストです。ヨーロッパの作品ってこう結末はありだよね~なんて思いつつ。
民生委員のジョンの私生活は孤独です。そして仕事は孤独死した人たちの身辺整理と葬儀を執り行う事。ジョンの仕事は誠実で遺品から得た情報で弔辞を書き葬送曲を選び一人ひとり敬意をもって葬儀を執り行ってた。もちろん、家族を見つけ連絡する事も仕事だけど、孤独死した人の葬儀には身内でも来ないケースが多かった。
そんなある日、また孤独死の連絡が入る。それは自分が住んでるアパートの向かいに住んでるビリーだった。顔見知りでも無いけど近くと言うだけでより以上に心を痛めるジョン。だけどそのジョンの仕事に時間がかかりすぎるとリストラ勧告を受けるんです。お役所が合理化に乗り出すなんて珍しい事で…ジョンはビリーの仕事が最後だと悟り良い葬式を上げるために彼の知り合いを訪ね歩くことに…ビリーの人となりが浮かび上がり、ビリーの家族の心が解けて行く…だけど葬儀には行かないと言う人々、ビリーは既に過去の人になったのかも?それでもビリーの娘の所には何度か尋ね、そして良い葬式をあげたいと珍しく熱く語る。
ジョンは寡黙で言葉も足りないけど、実直で本当に良い人。なのに家族の存在も友人の存在も居ない…孤独死する人々を他人ごとだとは思っていなかったのかも?!

そして事故が…まさか?ですよ(-_-;)ビリーの葬儀はジョンの誠実さで人々が集まり多くの人に見送られる事に、そしてその人々は墓地で誰も来ず葬られてる孤独な人の葬儀を横目で見て過ぎる事に…なんと皮肉な?なんて思ってたけど、彼を見送る?と言うか迎えに来る人々は大勢いてました。だけどとっても切なかった…そして凄く残酷だと思った。彼の実直な仕事を理解できるのはこの世には居なかったですね。どう理解したらよいんだろう?とにかく切ないラストでした。

C.O.M.M.E.N.T

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