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(Sun)21:20

紙の月

紙の月紙の月
(2012/03/15)
角田 光代

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ジャンル: ドラマ
製作年 :2014年
初公開年月: 2014/11/15
製作国 :日本
配給 :松竹
上映時間 :126分
監督: 吉田大八
原作: 角田光代
『紙の月』(角川春樹事務所刊)
出演: 宮沢りえ 池松壮亮 大島優子 小林聡美 田辺誠一 近藤芳正 石橋蓮司 平祐奈 伊勢志摩 佐々木勝彦 天光眞弓 中原ひとみ



1994年。エリート会社員の夫と2人暮らしの主婦、梅澤梨花。銀行の契約社員として外回りの仕事を任されるようになった彼女は、顧客の信頼も得て、上司からも高く評価される。しかし家庭では、夫との冷めた夫婦関係に空しさを抱き始めていた。そんなある日、外で顔見知りの大学生・平林光太から声を掛けられる。彼は、梨花の顧客・平林孝三の孫だった。これをきっかけに、若い光太との逢瀬を重ねるようになり、久々に気持ちが浮き立つ梨花。ある時、化粧品売り場で持ち合わせが足りないことに気づいた彼女は、客から預かった金に手を付けてしまう。すぐに戻すから大丈夫と自分に言い聞かせる梨花だったが、それが転落へと向かう暴走の始まりだった。

最も美しい
横領犯。


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11 紙の月

一昔前なんだけど、手から手に現金が渡ってるとこういう事もあるんでしょうね。
パートから契約社員になった主婦の梨花。夫と二人暮らしで仲は不通だけど微妙に価値観が違うんですね。その差が彼女にとっては切ないと言うか…

契約に変わり初の顧客は金持ってるけどスケベオヤジ?な感じ、だけど彼女の勧めで国債を買ってくれた。次長はそんな彼女を褒めるけどなんだか粘っこい目で見ちゃって…綺麗だけどね~
銀行なんて正社員と契約と更にパートだと隔たりがあるんだろうね。見ててどういう立場なのかはっきり解ります。お局と化してるベテラン社員、入社歴が短くって今どきの若手社員。

梨花は営業先の大学の孫と年齢の離れた恋に落ちちゃう。無理がありありなんだけど、まぁ大学生の光太はそれほど悪い子じゃないですね。利用したろう~な感じは全くなくマザコンか?とかは思うけどね。夫には残業と言いつつ付き合いが深まるが光太に借金がある事が解る。借金は学費だったけど達の良く無い所から借りてる。そんな時、光太の祖父は保険が満期になり200万を預けたいと梨花に手渡す。この祖父はケチで孫にだって優しくない…それが何となく許せず、そして光太を助けたいと梨花はその金に手を付けることになる。
梨花の学生時代の様子が時々挿入されますが、彼女の倫理観が少し違う事、そして目的のためならと言う異質でまがった道徳観がある事が徐々に解ります。
光太との付き合いは派手になる一方、夫の中国転勤にも付いて行かず、色んな顧客から金を奪っていきます。しっかりノートに付け、返す気だったのか?それでもプリンターやなんやと道具を手に入れしっかり工作して金額は巨額になる。
それに気が付いたのはベテラン行員、肩たたきにあってる彼女は若手がどんなミスをしてるか報告するために調べ気が付く…
梨花と光太は結局は終止符を迎えるけど、梨花は横領に歯止めが効かず、結局は支店長にもばれてしまい彼女は逃げる…
数か月後、銀行は日常を取り戻しベテラン行員はまだ窓口に座ってた、梨花は…

やっぱり現金を手にする仕事はしたくないなぁ~そして今は何かと面倒だけど、現金を他人の手に託すよりは良いのかも…なんて思ったりします。

C.O.M.M.E.N.T

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紙の月/納得のTIFF観客賞・主演女優賞

2014年の東京国際映画祭で観客賞と最優秀女優賞の二冠を獲得した作品。原作は『八日目の蝉』の角田光代の長編小説。銀行勤めの平凡な主婦がとあるきっかけから起こした横領事件を描いている。主演は宮沢りえ。共演に『海を感じる時』の池松壮亮、『マザーウォーター』の小林聡美、元AKB48の大島優子、田辺誠一、近藤芳正、石橋蓮司が出演している。監督は『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八。

2014.11.23 (Sun) 21:50 | MOVIE BOYS