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(Wed)15:09

幸せパズル

幸せパズル [DVD]幸せパズル [DVD]
(2012/04/04)
マリア・オネット、ガブリエル・ゴイティ 他

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ジャンル: ドラマ
原題: THE PUZZLE
製作年: 2010年
初公開年月: 2011/10/01
製作国: アルゼンチン=フランス
配給: ツイン
上映時間: 90分
監督: ナタリア・スミルノフ
出演:マリア・オネット、ガブリエル・ゴイティ、アルトゥーロ・ゴッツ、エニー・トライレス、フェリペ・ビリャヌエバ、フリアン・ドレヘル、ノラ・ジンスキー、マルセラ・ゲルティ、メルセデス・フライレ、ヘニー・トライレス


平凡な日常を送る専業主婦が、ジグソーパズルの才能に目覚め、家族に内緒でパズル大会への出場を目指して練習を重ねる中で新たな人生の喜びを見出していく姿を描くアルゼンチン発のハートフル・ドラマ。監督はこれが長編デビューとなるナタリア・スミルノフ。専業主婦のマリアは夫フアンと独立間近の2人の息子に囲まれ、それなりに幸せな人生を送ってきた。しかし、平凡な毎日に物足りなさも感じていた。そんな時、彼女は思いがけず新たな世界と出会ってしまう。それは、50歳の誕生日にたまたまプレゼントされたジグソーパズル。すっかり夢中になった彼女は、パズル大会出場常連のロベルトにその才能を見込まれ、パートナーとして一緒に世界大会を目指すことになるのだが…。

セニョーラ、Shall we パズル?

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アルゼンチン映画というのも新鮮で風景やインテリアも興味深いです。

冒頭、忙しそうにお料理を作り、ゲストの間をかいがいしく回り世話をする主婦のマリア
手作りのケーキに50のローソクを立てて、吹き消すのはなんとマリア自身?!
そうマリアのお誕生日を祝うために人々は集まってきたのだけど、ゲストの世話をするのもマリア自身。
息子も夫も手伝わない、そう言う文化なんですね。
それに不満を感じることも無く、マリアは夫と仲もよく、息子たちにも特に手を焼いてない。
そんな彼女がプレゼントの中で見つけたのがジグソーパズル。美しい絵に引かれ彼女はあっという間に仕上げてしまう。
夫と買い物に行ったときもパズルを手に取るが夫に時間の無駄だと言われてしまう。
だけど何度も出来るから買えって言うんですよね。それも直ぐに仕上げてしまうマリア、だけど希望するような絵のパズルが無くって贈ってくれたおばさんに電話で買った店を教えてもらい買いに行くの・・・
だけど家族には嘘を言って出てくるのね。ここで何故?嘘を言うのか・・・それは誰も理解してくれないだろうと思ったのか
それとも主婦がそんな目的で出かけるのに負い目を感じてしまったのか?どちらもなのかも知れないけどなんとなく解るなぁ~その店で見つけたのがジグソーパズルの大会のパートナー募集の伝言。
彼女は連絡するんですよね?もっとパズルを楽しみたかったのか?それとも家族とではなく一人で何かを始めたかったのか?連絡した相手は富豪で初老のロベルト。彼は何度も大会に出ていてマリアの独特な取り組みに驚くけど才能を見出すんです。パートナーと認め週2回練習する約束をする。家族に嘘を言って出かけるマリアはどんどん前向きになっちゃうんだけどハリウッド映画のような豹変はしません。主婦の立場を崩さず少しだけ明るめの服を着たりします。
夫との仲はよく、自分の知らない店の客にやきもちや至り、息子の恋人にやきもちを焼いたりしますが、ロベルトとの関係も微妙になってくるんですよね。
そしてロベルトの事を隠して家族に大会に出ることを告げます。反対されることも無く優しく応援してくれる家族。
大会で二人は優勝してドイツで行われる大会の切符を手に入れるけど・・・

結末はフランス映画のように唐突に来ます。
青空の下、草原にシートを引いてランチを食べる彼女のすがすがしい表情が素敵でした。
彼女は夫の付属の主婦から自分だけでも行動できる主婦に少し変化したのかな?!
大きな変化じゃないけど、彼女には大事な変化で、だけどまた家族のために過ごすんだろうなぁ。

ジグソーパズルの面白さもだけどマリアは好みの絵を選び仕上げることに喜びを感じてるようなのが素敵でした。
音楽も極力排除して淡々とつづられる作品ですが、結末も含めて良いなぁ~って感じました。

C.O.M.M.E.N.T

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