2012_06
24
(Sun)10:19

生きる

生きる [Blu-ray]生きる [Blu-ray]
(2009/12/18)
志村喬、小田切みき 他

商品詳細を見る


ジャンル: ドラマ
製作年: 1952年
初公開年月: 1952/10/09
製作国: 日本
配給: 東宝
上映時間: 143分
監督: 黒澤明
出演:志村喬、日守新一、田中春男、千秋実、小田切みき、藤原釜足、金子信雄、日守新一、田中春男、小田切みき、小堀誠

癌で余命幾ばくもないと知った初老の男性が、これまでの無意味な人生を悔い、最後に市民のための小公園を建設しようと奔走する姿を描いた黒澤明監督によるヒューマンドラマの傑作。市役所の市民課長・渡辺勘治は30年間無欠勤のまじめな男。ある日、渡辺は自分が胃癌であることを知る。命が残り少ないと悟ったとき、渡辺はこれまでの事なかれ主義的生き方に疑問を抱く。そして、初めて真剣に申請書類に目を通す。そこで彼の目に留まったのが市民から出されていた下水溜まりの埋め立てと小公園建設に関する陳情書だった……。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
初めて鑑賞、ドラマとかでもリメイクされてたようですが未見でした。
なんだか…凄い作品でした。色んな意味で考えさせられました。そしてこの年代だから市民課長・渡辺の気持ちが理解できたのかも知れません。

真面目で仕事一筋な渡辺は胃潰瘍を告知されます。でも、当時は癌の告知はしておらず、更に助からな病気だったんですね。渡辺は悟っちゃうんです自分の余命を…
そして落ち込みます…とことん落ち込むのに男手一人で育てた息子は気が付いてくれず、その嫁は渡辺自身の退職金を目当てに夫婦で住む家を建てようなんて話してます。そんな状況に更に落ち込む渡辺は部屋に引きこもってしまう…
次に快楽で忘れようとする渡辺は繁華街を彷徨う…今まで無欠勤だった役所も無断欠席…彼の職場の机には書類が溜まる一方。ある日、朝帰りの途中で職場の事務員に出会う。彼女は仕事が退屈だから辞める言う…その日から渡辺は彼女を誘い食事や映画とデート?を重ねる。周りの目も気にしないが彼女は何故?と思う。渡辺は彼女の活気に憧れてた。今までの自分には無いそんな生き方を1日でもしてみたいと思う。生きてるのに生きてない…そんな人生を振り返りしそいて渡辺は人の役に立つ仕事をしようと、そうすれば生きる喜びが味わえると考える。

そして一転、渡辺の葬儀のシーン・・・?え?っ感じでした。彼は公園を造り、その公園のブランコで亡くなったようだと…それは何故?と言う疑問を人々の会話と回想で綴られる。
語られる役所の人々の会話、なんだかね~今も昔も役所の仕事って…って感じが伺えます。60年前からなら既に体質は直らないのか?直す気も無いのか???なんて位、回りくどくって誰のために働いてるんだ!って怒りすら覚えます。その後に訪れる市民がいかに感謝してるかが解る。
役人は公僕だって事を忘れてる役人が多すぎですね。誰のために働き誰の金で報酬を得てるんだと思うんですよね~

そして最後を看取った?と言うか見つけたお巡りさんが葬儀に訪れ語られ理解する。渡辺は生きたのだと…レビューを書くのに思い出すと涙が込み上げるんですよね~多くの監督がインスパイアされた作品だそうですが、素晴しい作品でした。

C.O.M.M.E.N.T

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック