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(Sun)21:58

わが母の記

わが母の記 オリジナル・サウンドトラックわが母の記 オリジナル・サウンドトラック
(2012/04/18)
サントラ

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ジャンル: ドラマ
製作年: 2012年
初公開年月: 2012/04/28
製作国: 日本
配給: 松竹
上映時間: 118分
監督: 原田眞人
原作: 井上靖
『わが母の記~花の下・月の光・雪の面~』(講談社刊)
出演: 役所広司 樹木希林 宮崎あおい 南果歩 キムラ緑子 ミムラ 赤間麻里子 菊池亜希子 三浦貴大 真野恵里菜 三國連太郎
作家、伊上洪作は、年老いた両親を訪ね、世田谷の自宅兼事務所と、伊豆の実家とを行き来する生活をしていた。姉・妹との三人兄弟だったが、幼少の頃、1人「土蔵の叔母さん」に預けられて育った洪作は、自分は母から捨てられたという思いが常にあり、大人になってもことある度に、その事で母親と喧嘩していた。しかし、父親が死ぬと、母の物忘れがひどくなる。世田谷の家に引き取る頃は、洪作が誰かさえ分からなくなっていた…。
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たとえ忘れてしまっても、
きっと愛だけが残る。


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2012.05.27  わが母の記

見たいと思いつつも他の作品に比べ後回しになりつつあったけど、友人が見たいと言ったのを切っ掛けに既に一日1回上映になってた今作を見れました。

安定した演技力の俳優陣、思ってたよりはそれぞれの葛藤が少なかったように思いますが、本を読み進めてるような印象が残る感じでした。

戦争が絡むと犠牲になるのは家族、母の思いと息子の思いはずれる。そして訪れる平和な状況でそのずれは互いに心に残るけど、親子だからこそ語り合わずお互いに年齢を重ねる。

作家である洪作の兄妹仲の良さを感じさせる冒頭、父の臨終、ボケはじめた母の様子…そして自分が築いた家族や状況を淡々と描いてます

風景や景色が素晴らしい、そして1960年代のセレブの状況、それは今のようなけばけばしさが無く芯が通り凛とした様子が素晴らしい。

認知症になった母と向き合うとき、初めて知る母の思い。
全てを忘れてしまいそうな時、人は愛した記憶を最後まで持つものなのか?それは長年連れ添った夫でなく初恋の相手だったり、そして弟だったり…更に一度手放してしまった最愛の息子、彼がそばに居てるにも関わらず、母はその後悔の中で生きる。愛する者への記憶が残る。

洪作とその末の娘の目線で描かれてます。

息子は子供なりに守るものがあった…その思いが母への思いを歪ませてしまったのかも知れないですね。事実を知った時の切なさが悲しく苦しくそして暖かい。


ボケてしまった母だけど裕福だったゆえに恵まれた人生だと言った友人は介護福祉の仕事してます。お金があるからこそ、兄妹でのいがみ合いも無いのだと…確かにそうなのかも知れない。それが現実だろうと思う…だから自分の状況を見た時、両親にはボケずにいつまでも元気でいてくれることを祈るしかないですね。

C.O.M.M.E.N.T

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わが母の記

井上靖が自らの家族との絆を元に書いた同名の自叙伝的小説を映画化。とある小説家が老いて記憶を失ってゆく自らの母親との関わりを中心に、その家族の姿を映し出している。主人公の小説家を『きつつきと雨』の役所広司、その母に『悪人』の樹木希林、小説家の娘を宮崎あお...

2012.05.27 (Sun) 22:25 | LOVE Cinemas 調布