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アカルイミライ

アカルイミライ 通常版 [DVD]アカルイミライ 通常版 [DVD]
(2003/06/27)
オダギリジョー、浅野忠信 他

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ジャンル: ドラマ
製作年: 2002年
初公開年月: 2003/01/18
製作国: 日本
配給: アップリンク
上映時間: 115分
監督: 黒沢清
出演:オダギリジョ-、浅野忠信、藤竜也、りょう、笹野高史、笹野高史、白石マル美


仁村雄二は、同じおしぼり工場で働く同僚・有田守と公私ともに淡々とした日常を過ごしている。雄二は他人と上手く渡り合えず無鉄砲な性格。そんな彼を見兼ねた守はある日、彼ら2人だけしか分からない2つのサインを提案し、それを徹底させようとする。その頃から雄二は守が飼っている猛毒の“アカクラゲ”に興味を示すようになった。ある時、守はそのクラゲを雄二に託して突然姿を消す。守は工場の社長夫妻殺害の容疑者として収監されていた。以来、雄二は戸惑いながらも、何かに取り憑かれたようにクラゲの世話を始めるのだが…。

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うつろな表情の雄二は夢で未来を見るけど目の前の現実は見れない?見ようとしない。常にイライラして小さなことでキレてしまい不安定な精神状態であると解る。そんな彼を見守り自制をさせようとする同僚で少し年上の守は一見穏やかそうです。守はクラゲを飼っててそれは雄二にも興味がある…つい手をだしてしまう雄二を危険だと止める守…クラゲは毒を持ってたの。
2人が働くのはオシボリ工場、社長は何故か二人に特別ボーナスを出すと言い、家庭にも用事をいいつけ招くのだけど、妻は年が離れてて若く娘は幼い、世代のギャップを二人の従業員で埋めようとしてる、だけどそこに思いやりは無く特別ボーナスや社員登用をまるでエサのように投げるがそれに何となく不快感を感じる二人。
ある日、社長は守の部屋へ…そこには雄二も居て社長が持ってきた寿司を一緒に食べる。クラゲを見つけた社長が手を出そうとするのを雄二は止めようとするけど制止する守。それをきっかけに物語が転ぶ…キレてしまった雄二が社長宅を襲撃しようと向かうがそこは既に血の海だった…

一転、弁護士と父親の会話、捕まってる守と面会する雄二との会話で何が起こったかは理解できるが、父親と守の弟との会話、雄二と実の妹との会話とその彼氏の絡みは見事にかみあがってなくって思いを伝えるのがこんなに難しいのか?と感じる。

守はあるしぐさをキープして自殺する…父には理解できないが、この自殺を切っ掛けに守の父親と雄二は出会い、何故か父親は雄二の面倒を見る。でも、雄二は守が飼ってたアカクラゲに夢中でよく理解が出来ない、それでも雄二を傍に置く父親だけど、クラゲ絡みの事件が起こり雄二はパニックになり出て行っちゃうけど、また違う事件を起こして父親の元に戻ってくる雄二を迎える父親…
ある日、テレビのニュースでアカクラゲの川での自然繁殖をしった雄二は父親にテレビを見せないようにアンテナを外す…でも、この辺りから雄二の目や表情が変わってくる感じがします。なんだろう?夢から覚めたような?正気に戻ったような?現実が見え始めたのかも知れない?
2人は仕事の途中で見た河川に大量のクラゲを見て父親は喜びクラゲが向かう先まで追いかける。そこは海で…父親はある思いでクラゲに触ってしまうのを助ける雄二、そこで改めて守の最後のポーズの意味を悟る…
場面は変わり黙々と仕事をする父親、それを見守る守は父親からは見えない、そして雄二の姿は無い…
ラストはだらだらと街を彷徨う高校生たち…まるでクラゲのように漂いそして毒を持つ…

ストーリーを追うのでは無く感覚で見る作品で内容は深いと思いますが、鑑賞者の経験や人生観でずいぶん印象が変わるのでは?と思う作品でした。

C.O.M.M.E.N.T

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