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ボローニャの夕暮れ

ボローニャの夕暮れ [DVD]ボローニャの夕暮れ [DVD]
(2011/01/28)
シルヴィオ・オルランド、フランチェスカ・ネリ 他

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ジャンル :ドラマ
製作年 :2008年
初公開年月 :2010/06/26
製作国 :イタリア
配給 :アルシネテラン
上映時間 :104分
監督: プピ・アヴァティ
原案: プピ・アヴァティ
出演:シルヴィオ・オルランド、フランチェスカ・ネリ、アルバ・ロルヴァケル、セレナ・グランディ、エッジオ・グレッジオ、エツィオ・グレッジョ
1938年、第二次世界大戦前夜のイタリア、ボローニャ。高校の教師ミケーレは、同じ学校に通う最愛の一人娘ジョヴァンナのことが心配。美人の母デリアに対して劣等感を抱き、恋にも消極的な彼女にボーイフレンドが出来ればとお節介を焼く。ところが、それが思いも寄らぬ事件に発展してしまう。ついに戦争も始まり、平穏だった一家の日常は音を立てて崩れはじめていくのだが…。


生きていくって、
寄り道ばかり。


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滑稽なまでの娘に対する父親の愛。
終始、父親の目線で描かれてる気がします。なので娘の行動、そして犯行は事実だったのか?そして母への対する気持ちも予想でしか答えを得れず、事件後の母親の気持ちや行動も計り知れずとにかく何故?と思う事がたくさんあるのだけど、それは父親の目線でしか描かれてないから?父親が知りえる事しか鑑賞者にしか伝えてないから…そんな感じの作品。
ヨーロッパらしいと言えますが、答えが欲しいラストはすっきりしたい!って方には不向きかも?好きなように想像できるのはある意味、楽しいです。

引っ込み思案の娘…軽い対人障害なのかも知れませんが、父はそんな娘に普通の幸せを感じさせてあげたいと思ってる。悪い噂のある転校生だけど娘は気に入ってる様子なのでちょっぴり背中を押す父親、お国柄ですね。なんだか良い感じになった転校生と娘は友人の誕生日に母親の許しを得て初めてお化粧して向かうのだけど、飲み過ぎ?それともパニック?父親が迎えに行くことに…そんな事があった数日後、娘の友人は殺される。犯人は…娘は自供しちゃうんですね。それは庇ったからか?それともあまりにも純粋すぎて信じての行動だったのか?ただ娘を助けるために精神障害を主張しようとする弁護士。父親は戸惑いつつも受け入れるが母親は事件以降、娘を拒絶する。
この母親も精神的に弱いのかも?裁判は精神障害で判決が下り娘は病院へ。
足しげく通う父親に対し話すら受け入れない母親はまるで娘に重ねて自分を見てるようで…
医師の治療で母親が他の男性を愛してることを知る父親は、戦争が始まり通えなくなることを懸念して病院の近くに引っ越す。母親を開放?と言うか妻が愛してる自分の親友に託したのかも知れないですね。父親は母親の精神状態を理解してたのかも?とにかく妻の母親としての行動が少し変な感じなんですね。決して娘を愛して無い訳ではないのは解るけど、一度に色んな事を考えれない感じで…そして入院してる娘はただ母親を求めてるけどある種、やっぱり拒絶してる感じもする?
戦争が終わり娘も退院して自宅に戻る父娘、彼女は自分が殺した友人の母親に会い何を伝えたかったのか?娘の心情は一切あらわされないので謎?そして7年後、偶然に消息不明になった母親と映画館で再開する…そして家族は再生するであろう…で終わる。

結局は何も解らず、ただ父が娘に対する無償の愛を描いてる感じです。でも、何故かラストシーンで涙が(?_?)
画面がセピア色で街の風景が素敵で質素な食事のパスタもおいしそうに見えました。

でもね・・・この家族は再生しても娘を殺された母親って一生、悲しい思いをするんだと思うと複雑な気もしました。

C.O.M.M.E.N.T

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ボローニャの夕暮れ

第二次世界大戦の開戦前夜から戦中戦後のボローニャを舞台に、とある家族の崩壊と再生を描いたヒューマンドラマ。主演のシルヴィオ・オルランドは本作で第65回ヴェネチア国際映画祭で主演男優賞に輝いている。娘をどうしても愛せない妻にフランチェスカ・ネリ、友人を殺...

2011.09.16 (Fri) 00:31 | LOVE Cinemas 調布