2012.02/21 [Tue]
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (2011/07/26) ジョナサン・サフラン・フォア 商品詳細を見る |
ジャンル: ドラマ
製作年: 2011年
初公開年月: 2012/02/18
製作国: アメリカ
配給: ワーナー・ブラザース映画
上映時間: 130分
監督: スティーヴン・ダルドリー
原作: ジョナサン・サフラン・フォア
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(NHK出版刊)
出演: トム・ハンクス サンドラ・ブロック トーマス・ホーン マックス・フォン・シドー ヴィオラ・デイヴィス
9.11同時多発テロで最愛の父トーマスを亡くした少年オスカー。その死に納得できないまま一年が経ったある日、父のクローゼットで見覚えのない一本の鍵を見つけると、その鍵で開けるべき鍵穴を探す計画を立てる。かつて父と楽しんだ“調査探索ゲーム”のように。悲しみで抜け殻のようになった母に失望したオスカーは、父が遺したはずのメッセージを求めて、祖母のアパートに間借りする老人を道連れに旅に出る。
あの日父を失くした少年の、喪失と再生のものがたり
長いタイトルは覚えれませんでした。
このタイトルは彼がまとめるレポートのタイトルでしたが…ありえないほど、涙を流した作品でした。
色んな事があってあの9.11を何となく過去の話って気がしてましたが、あの悲劇を思い出しました。父親を9.11で亡くした息子の悲しみと頑張りと再生を描いてる。
あの日、息子は大きな後悔を背負ってしまった…それが最後に解った時、人に話せたときはもう涙があふれ出した。そしてそんな子供を見守る周りの大人たち、そして母の強さ。
子供は苦手な事が多くって頭が良い、そんな子供を父は自ら外に出向けるようにゲームをする。そのゲームの為に息子は外に出て人と喋る。父親は息子の欠点を知ってて上手く接してる様子が思い出として語られる。
息子は1年経っても悲しみの中、自分を傷つけ辛さや悲しみと闘ってたけど、父親のクローゼットで見つけた鍵、父の残したメッセージのように感じ鍵穴を探す事を試みる。
ヒントは鍵の入った封に書かれてた名前、電話帳で調べ上げ訪ね歩く小さな旅。苦手に直面しても必死で頑張る。そこに加わったのが向かいに住む祖母の家の間借り人の喋れない老人。何故か息子はこの老人に今までの思いをぶちまけ、そして老人は一緒に探そうと言ってくれる。この老人もある話でどう言う立場の人か気が付く、それは子供も気が付くんです。子供は冷静で頭が良くって、だけど感情のコントロールが苦手で少し覚めてる感じ、これって演技ですよね?って思うくらい自然でした。息子はこの小さな旅で人々の心を知る、誰もが悲しみを抱えてる事も…何人も出会う、同じ名前を持つ人々なんですが、答えは最初に出会った人にあった!って言うのも何だか良いんですよね。その訳も理由もそして息子が見つけた最後の父親のメッセージも素敵です。
母親もまた悲しみに暮れ息子の言動に不安を感じてるようですが実は!違って…母親のたくましさを感じます。親ってこういう事なんだと思いました。
演じてるサンドラ・ブロックも良い感じで年齢を重ねてて素敵でした。
見て、見れて良かった!って素直に思った作品です。
こんにちは!
ありえないほど涙を流したんですね~(^_^)
私は、ハラハラと涙したって感じでした。
それは母親の大きな愛を知ったシーンで。
自分は口うるさいだけで、あんな風に黙って行動するなんて
なかなか出来ません(^^;
登場する人みんな温かくて、感動に包まれました。